空嘘とAurora

基本的に趣味と現実逃避。時々小説。

カテゴリ:空嘘物書の書斎 > 十色ノ言ノ葉

入り口がどこだったかなんてもう分からない気付いた頃にはもう見分けのつく後ろ姿青空 爽やかな微風物憂げな横顔手を振る穏やかな笑顔振り向いたって砂時計は止まってはくれないけれど目を閉じればやっぱり その声さえ耳奥に響いて例えば一年 気付かせてくれた世界の色過 ...

地球儀が回る蒼く朱く、誰かの手によって磨かれてきた大きな希望旅路は長く険しく、それでいて眩しく温かいものだった宿命は重く頑なで、それでも少女は総てを抱き止めた覚悟はしていたからと彼女は言ったけれど知っている、覚悟があったからといってすぐに受け入れられるも ...

太陽の下で歌うの 世界一のアイドルドレス彩るスパンコール 黄色のハイヒール きみは永遠の乙女 神話の中の女神みたいに 時には演じる妖艶な魔女 星を見上げる清楚な天女 ひらひら踊るリボン くらくら酔うカクテル ふわふわ夢見るワルツ きらきら瞬くウ ...

頬の冷たい午後、いつものようにヘッドフォンで両耳を塞いで ひっきりなしで駆け込んでくる電車を2つ見送って、一番端の席に体を預けた 「間に合った」 結局雑音越しにもその得意げな声は聞こえて、 見上げればやっぱり肩を上下させながら満面の笑みが待っている ...

財布の角に留めた小さな鈴手にとればちりちりと どこにもない音を奏でる本当は口にだしてしまいたいけどそうするとあなたがくすぐったそうに笑うから大丈夫、きみが可愛らしいからだよ なんてその鼻の赤さによけいに顔を背けるまだ陽のみじかい 灰色の空のしたお揃いの印 ...

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