諸事情、そう、諸事情でイースターの日記さえ途絶えてしまう事態が起こったのです。

遡ること4月。始まりは4日。
実際には数日の誤差がありますが、開始したのはこの日付で間違いありません。

例によってほぼ毎日、年月にしてもう…3年以上?
気軽に始めたつもりのFGOのストーリーに引きずり込まれ続けてきたことに嘘偽りなく、相変わらずキャスニキを頂点として(聖杯あげてレベルから絆まで全カンスト済)、巌窟王やら新宿のアーチャーやら、サーヴァントでなければロマニが好きだなぁ、とのんびりやってきた私に、その安定した世界が全部ひっくり返る事態が。起こってしまったのです。

第2部1章、永久凍土帝国アナスタシア開幕。
ネタバレ回避のため詳細は省きますが、ピックアップガチャにもまだ名前の出てこない、とある仮面の、素性まで偽るサーヴァントがひとり、雪原に降り立ちました。
オルタのはずがないじゃないか、そもそもバトルボイスが関違いじゃないか、と、余裕をかましていたところに突然外殻を脱ぐとか言い出したじゃないですか。


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そのときマスターに電流奔る。
むしろマスターの母体である私そのものにびりびり来ました。

あっ、これ、すきなやつ…

「銀髪」「赤目」「ハーフアップ」「スーツ」私のツボりやすい外見を容赦なく抑えてくる周到ぶり。
しかもヴィラン。

おかげさまでこの画面から暫く進められずに部屋の中をうろうろしたりしました。
しかも当時は絶賛開始直後であり、ついったーで吐露しようにも憚られて出来ず発散する場がない。
そもそも先立って入れられていた回想シーンのシルエットでさえなんかそういう予感がしていた。
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とにかく本編でとても活躍のあるキャラクターなので詳細はやっぱり伏せるしかないのですが、名前のとおりです。
アントニオ・サリエリ。クラスはアヴェンジャー。
サリエリというからにはアマデウスもといモーツァルトのあれそれが多大に関わってくるのですがやっぱり触れられない。詳しくは本当、2部1章プレイしてください…

驚いたことにここまで前置きです。
4月4日から今日に至るまで、ずっとずっとサリエリさんしんどい好き期間が継続中なのです。

思い返せば二次元上で、服装を含む容姿、キャラクターの性格および背景に至るまでかっちりぴったりハマったのは初めてじゃあなかろうか。
某足立さんだって最初はただの冴えない新人刑事だったわけだし、それ以外でもどこかしら髪型がもう一歩、服装のここが惜しい「けど好き!」だったことが多いのですが、それを全部ひっくり返されるとは。恐ろしい。
勿論1章クリア後に深刻な顔で恒常ガチャを回しました。来ませんでした。
悲嘆にくれているところに公式さんからピックアップ2の提供(という名の名前の解禁)。
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良かった…私の寿命が少し伸びた…あるいは縮んだ…
ちなみに2臨姿という名の、バトルスーツの内側の素顔が頭の先から靴底まで(見えないけど)ツボなのでいつもここに設定しています。しかも戦闘時には上の↑スーツ纏うんですよ。まるで変身ダークヒーロー。素晴らしいですね、これで☆3とか気合入りすぎだと思うんですよね。
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そう、バトルモーションもいい。当然のように声もいい。
おかげさまで現在は絆レベルを最大にすべく毎日連れまわしています。復刻イベントも先日開幕した2章もずっとスタメン。終始イヤホン付けてボイスあり。

さて。登場人物にネタ元があるとどうしてもさらいたくなるのが私の性分です。
つまり、作中でも触れられていた彼とモーツァルトへの愛憎を描いた映画『アマデウス』を通常版とブルーレイで視聴し、図書館でプーシキンの『モーツァルトとサリエリ』と日本語の研究書『サリエーリ』を借り読破。
それで拍車をかけて嵌っていく負の、いや正のスパイラル?
今では後者の本が復刻されないかなとドットコムを見守る日々。

たぶん、FGO上のサリエリさんと史実のサリエリについて書こうとするとまた長文になる気しかしないのでここで一応切りたいと思いますが、そんなこんなで私は夏でも元気です。

フェスのチケットも当たったので夏のTOKYOにびくびくしながら向かいたいと思います。
それまで体調万全にせねば。