We'll go back once to the dark. 
Our world is the most desperate more than you guys think.
So live to the fullest in your world. 
If you're hopefull with your life,we come to see again.
Good luck! Happy Halloween!
―― 8 foot joe
(英訳:朝斗) 
 
まるで熱病のような日々でした。

私がシーを訪れたのはハロウィンのたった一週間前。
そういうイベントが行われていて、彼らがとても人気になっていることは連れ合いから聞いていました。
せっかくだからと眺めたショー。私たちと同じ目線で繰り広げられるアトモスフィア。
朝9時。ミスターの軽妙なお喋りに、憧れを抱く助手に、素敵な衣装に身を包んだリクルーターが6人。
アップルポイズン、マルフィ、Mr.ダルメシア、ホック、ハーデス、ヴェール。
魅了されるには数時とかからずに。

落ちる予感はしていたから予防線を張っていたのに、紙切れほどの抑止力にもならず、思い出すだけでは足りずに電脳世界を追いかけて。
迎えた11/1。ディズニーハロウィンの最終日。

きっと始まった頃は誰一人、こんな盛り上がりを見せるなんて思いもしなかったでしょう。
良いことも悪いこともいろいろあったけれど、それでもこのイベントを盛り上げてくれたのは大勢の観客≪ゲスト≫。
そして魅力的なキャラクターを作り上げた演者≪キャスト≫。

セイリングデイでの最後のグリーティングを終えて、その足でレストランの入り口から外へ。
それはまさにカーテンコール。

忘れてしまう前に少しだけ、彼らに対する思いを書き留めておきましょう。

アップルポイズン。
彼の居で立ちもふるまいも背丈の高さも、総てが魅力的で、まさしく林檎の毒のように。
あの日、白雪姫の姿をした少女を見つけて、ポーズを飛ばしてガン見していた姿を見てしまって以来だめでした。
「またお会いしましょう!」

マルフィ。
仲間やゲストに対する気遣いの高さ、ダンスのポーズがちょっと苦手な辺りも「美しい私!」の裏付けのよう。

ダルメシア。
犬らしい好奇心と身軽さと人懐っこさ、主に対する忠誠心。ワンダフルでワンビリーバボー!

ヴェール。
鐘の音ようなきれいな歌声。時々自分の世界に入り込んで、仲間の意地悪にイライラしたり、かと思えば無邪気にふるまったり。 
「寂しいわ。私もよ。ぜひパリに会いに来て」 

ホック。
太陽よりも美しく、自由奔放かと思えばお茶目。ヴェールちゃんと仲良しなのも可愛いくて。

ハーデス。
お高くとまっている、のにしっかりさん。周りの火消し遊びや暖取りの標的にされる姿が微笑ましい。

Mr.Vとミス・スキャター。
きっと誰より忙しかったはずの二人。ミスターの妖しさも、スキャターの可愛さも。 
淀みないMC姿には尊敬するばかり。

ファージャ、プリティスカー。ジャックハート。実際に会えなかった人たちも含めて、みんなみんな妖艶でいたずらで素敵でかわいくて格好良くて大好き。

そして、エイトフットのジョー。
一度として会えなかったのに、伝え聞き目にする彼の姿に心を奪われる。
タコらしくよく動き、誰より態度が悪く億劫そうで、かと思えば笑いあったりして。
最終日の彼の挨拶は、私の心に目映く煌めくものを残しました。
「だからお前らはこの世の中で精一杯生きろ。お前らが人生に満足したら、また誘いに来てやる」

まるで悪役≪ヴィラン≫らしくない、優しい言葉。

思い出せばいつまでも心があたたかく、懐かしく。
この現実においてでも。
まさに夢の国。 

きっともう同じようにして会うことは叶わないだろうけれど。
それが寂しくもあり。
同時に誇らしくいられる。
私も精一杯生きて、人生に満足したいから。

いつまでもとけない魔法、さめない夢。
人生で一番のハロウィン。素敵な悪夢。

666年後、ホテルハイタワーの頂上で会いましょう。 

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